X脚とは、両膝はくっつくが、膝から下が外側へはみ出してXのような形になっている状態です。 特に膝の外側の骨が外に出ています。 O脚とは、両膝や股関節のあいだが開いて、開脚運動ができなくなり、すねも外にはみだしている状態です。 外反母趾の人やハイヒールを履いたとき指上げ歩きをする人は、重心が膝の内側に片寄ってしまうため、年とともに「変形性膝関節症」を引き起こす原因になります。 ...
外反母趾には、親指が小指側に曲がる「靭帯性外反母趾」と、親指は曲がらないで付け根の骨だけが出っ張って曲がったように見える「仮骨性外反母趾」があります。 いずれも曲がり初めに痛みがでます。 外反母趾は、足裏の刺激不足が原因で、中足関節がゆるみ、足指の力が衰えてしまうことが原因です。 またハイヒールなどの先の細い靴を履くことで曲がっていくことも原因の一つです。 症状のひどいときには、靴が履けなかったり、歩けなくなることもあり、腰痛や膝の病気を引き起こすことにもなります。 ちなみに「変形性膝関節症」のほとんどの人が外反母趾であるといわれています。 指上げ歩きとは、靴の先を、足指に引っ掛けて歩くことです。 また、足を靴にフィットさせようと足指を上げたり、指をちぢ込ませて靴が脱げないように歩くクセが付いてしまっておこる症状です。 指上げ歩きは「変形性膝関節症」や「腰椎ヘルニア」の原因にもなります。...
膝の関節軟骨は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)のあいだにある軟骨です。 関節軟骨は骨と比べると弾力性があり、タイヤのゴム程度の柔らかさのある軟骨です。 また、表面は非常になめらかでツルツルしています。 摩擦もないため膝はスムーズに動き、骨が直接すり減ることがないのです。 したがって、絶えず新陳代謝が行われてこのツルツルや弾力を保つ必要があります。 しかし、膝の軟骨には血管がないため滑膜から分泌される関節液を栄養源としています。 血管がないため軟骨をつくる細胞が供給されないので、軟骨がいったん傷ついたりすり減ったりしたとき修復されにくい、という性質を持っています。...
大腿四頭筋は、膝をささえる筋肉で膝を伸ばす筋肉の中心でもあります。 中間広筋、外側広筋、内側広筋、大腿直筋の四つが含まれます。膝蓋骨から膝蓋腱を介して脛骨にしっかりと付着しています。 大腿四頭筋は膝蓋骨をてこのように利用して膝を効率的に伸ばします。 膝の病気の治療には、まずこの大腿四頭筋をきたえることが最も重要になります。...
「膝に水がたまる」といいますが、実際にはたまるのは「関節液」で、専門的には「関節水症」といいます。 膝関節の関節包の中にたまります。 通常、関節液は1ccにも満たない量に保たれていますが、膝の関節軟骨が傷ついたり破壊されたりすると滑膜に炎症がおこり、その結果関節液が多量に分泌されます。それで膝の関節内に関節液がたまります。 少したまっているくらいなら関節液を抜く必要はなく、炎症が治まれば自然と吸収されますが、傷みや腫れがひどい場合は注射器で関節液を抜く治療を行うこともあります。 しかし一時的に関節液を抜いても膝の症状が改善されていなければまたたまってしまいます。 「膝の水を抜くとクセになる」などとよくいわれますが、これはクセではなく膝の炎症が改善されていないために起こる現象です。...
関節鏡視下手術は、今日行なわれている最も一般的な整形外科処置の一つです。 全身麻酔(患者が深く眠った無痛の状態)または鎮静剤投与(眠気を催した状態)または局所麻酔や脊椎麻酔(無痛の状態)で行う手術です。 膝関節にいくつかの小孔を開け、内視鏡(関節鏡)およびその他の器具を、膝関節に挿入します。 外科医は靱帯、半月板、膝蓋骨、関節の内張り(滑膜)、および関節のその他の部分を観察し、損傷した組織は切除することができます。 関節鏡検査法は、外側から靱帯や腱を修復する際に、膝の内側を観察するのに使用されます。 関節鏡視下外科手術は入院することなく外来で行なわれます。...